安全じゃないの?
手技に関しては安全なんだけどね。

尿道カテーテルの交換は、採血や注射のように看護師さんが行う場合が多いです。安全性の高い手技ですが、チューブ(くだ)部分から細菌が入り、感染症を起こすことがあります。カテーテルを長く入れているほど感染リスクは上がります。
主人は尿道カテーテルを入れてから1年半後に尿路結石・尿漏れ・尿路感染症・膀胱炎になりました。
チューブに汚れがたまっていってチューブが詰まってしまうと、おしっこが流れずにどんどん膀胱に溜まっていってしまってお腹がパンパンになっていってしまいます。おしっこが尿バックに流れずに膀胱でせき止められて、ずっとおしこっを我慢している状態です。主人の苦しさを想像して居ても立っても居られずに緊急で呼んだ看護師さんが来るまでの間に、チューブの脇から漏れてくるのを祈ってお腹をギューッと押して少しでも苦しさを紛らわせようと必死でした。
看護師さんが来てチューブを抜いてもらったら膀胱に入っているチューブの先端に汚れが固まって尿の流れを妨げていました。黄色い石のように固かったです。チューブに汚れが溜まらないようにミルキングをするのですが、膀胱に入ってる方のチューブはミルキングが出来ないので汚れが蓄積されてしまいました。
ミルキングが出来なくて汚れが溜まってしまうので、膀胱洗浄を1日に1回、行うことになりました。
膀胱内を洗浄するには膀胱洗浄を行います。膀胱洗浄には、生理食塩液をシリンジで注入して洗浄を行う用手膀胱洗浄と生理食塩液を持続的に摘果して行う持続膀胱洗浄があります。
家では生理食塩水をシリンジで注入して膀胱洗浄を行いました。しかし、主人の場合はカテーテルを交換してしばらくはシリンジの生理食塩水がにチューブに入って中の汚れを吸い出せたのですが、数日でシリンジの生理食塩水が押し出せなくなりました。
すぐに汚れが溜まってチューブに隙間がなくなっていたのです。
膀胱洗浄をしてもなかなか状況が改善されなくて、頻繁に熱が出るようになりました。膀胱炎による熱なので抗生剤が出るのですが、抗生剤の影響で下痢になってオムツ交換がとても大変でした。
尿道カテーテルを入れて体調が安定しなくなってしまったので、カテーテルを抜いてしまう提案を先生から受けました。尿道カテーテルを入れている期間が長いとカテーテルを抜いても自発的に尿が出てきにくくなっているので時間を決めて、主人の膀胱を押しておしっこを出すようになるかもしれないから介護の負担が増えるのがデメリットでした。介護者側のデメリットなら抜去することに迷いはありません。この毎日の心配から少しでも解放されたいし、主人の苦痛も取り去ってあげたい。
こうして心配を抱えたままとりあえず抜いてみることに決まったのです。